大人のためのおとぎ話 〜浦島太郎の帰還〜

漁師の浦島太郎は、海で村の男たちに襲われていた美しい亀の精霊を助ける。太郎は彼女と情熱的な夜を過ごし、そのまま彼女に誘われ、快楽と永遠の楽園、竜宮城へと向かう。

竜宮城で、乙姫を始め、多くの美女たちと昼夜を問わず快楽に溺れる太郎。しかし、ふとした郷愁から地上への帰還を決意し、乙姫から「決して開けてはならない」と告げられた玉手箱を受け取る。地上に戻った太郎を待っていたのは、数百年という残酷な時の流れだった。

絶望した太郎は、玉手箱を開けて一瞬にして老人と化す。変わり果てた自分の姿に、太郎は竜宮城への激しい怒りを燃やす。「こんな体ではセックスもできないではないか！」と咆哮し、失われた力を取り戻すべく、老人とは思えぬ執念で秘めたる鍛錬を始める。

そして数年後、老いた体でありながらも驚異的な力を手に入れた太郎は、再び、海でいじめられているドMの亀の精霊（前とは別の亀）と出会う。彼女を従え、太郎の復讐の旅が今、始まる――。

果たして、太郎は竜宮城に舞い戻り、乙姫に復讐を果たすことができるのか？ そして、その先には何が待っているのか？

総字数 約17，000字（読了時間 約34分）

〈本文より抜粋〉
若くたくましい漁師、浦島太郎は、海で村の男たち襲われかけている美しい女を助けた。彼女は人間に化身した亀の精霊であった。太郎は彼女の悲しい境遇に心を痛め、優しく手を差し伸べる。やがて、二人は言葉を交わし、互いの心を通わせていく。陽が傾き始めた浜辺で、太郎は彼女の唇にそっと自らの唇を重ねた。初めての口付けは、慎重で優しいものだった。彼女は戸惑いながらも、やがて目を閉じ、太郎の口付けを受け入れた。その夜、二人は砂浜で深く結ばれ、太郎の心は彼女への愛と、未知の快楽への期待で満たされていく。

〇

竜宮城の奥深く、七色の光に満ちた乙姫の寝室は、絹のしとねと甘い香で満たされていた。太郎は、地上でのすべての記憶が薄れていくのを感じながら、乙姫の腕の中に抱かれていた。彼女の肌は真珠のように滑らかで、その指先が太郎のたくましい胸板をそっと撫でるたびに、全身に甘い痺れが走った。乙姫は、太郎の熱いものを自らの手で導き、そして一気に奥底まで受け入れた。太郎は、その温かさと密着感に、全身を震わせた。乙姫は、太郎の胸に手を置き、ゆっくりと腰を揺らし始めた。その動きは、まるで海の波のように優雅でありながら、太郎の肉体を芯から痺れさせた。

FANZA