古手〇唯に待っていたのは性処理当番

「やめて……放して……！」

「どうして……こんな屈辱を……」
胸に広がるのは絶望。
希望などないことは分かっていた。

「やだ……助けて……誰か……」
誇りを掲げていたはずの声は、もはや弱々しい叫びに変わっていた。

だが、その心の奥で、奇妙な感覚が芽生え始める。
縛られるたびに、押さえ込まれるたびに、身体の奥底で何かが震える。

「ちがう……こんなの、間違ってる……！ 私は……こんな……」
理性は必死に否定する。だが震えは止まらない。

「いや……いやなのに……なぜ……こんなにも熱い……」
涙とともに漏れるその声は、もはや哀願なのか、それとも戸惑いの吐息なのか。


「だめ……だめなのに……私……身体が……」

誇りを守りたい心と、裏切るように震える身体。
矛盾に引き裂かれながら、彼女は深淵へと堕ちていく。

「いや……いや……なのに……なぜ……」
最後に残った声は、絶望と快楽が交わる狭間で揺れていた。

扉が閉ざされる音が響く。
それは終わりではなく――背徳の物語の始まりだった。

――続きは本編で。

全カラー・全文字入れ・240P

ToLOVEるとらぶ〇
古手〇唯

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